あ~いヽ(´ー`)ノ
お寒うございます(´;ω;`)GPデス。。。
さて、父ちゃんの年末年始活動第3弾ですよぉ~('∀`)
昨年の11月あたりだったかな?
関東軍のさすらいさんから
「EQ5のメンテナンスしてもらえません?」
って連絡があった父ちゃん。
さっそく送ってもらう段取りをして
「こたチューン」を施すことに。。。

まあ、こたチューンと迷人会内では呼ばれていますが、要するに
「本来持ってるであろう性能が出せるようにする。」
「現場で使いにくい部分の改善。」
「現場で使いやすいようなパーツの自作、取り付け。」
な事を行うだけです('◇')ゞ
で、やってきたEQ5赤道儀・・・


もう何台も弄っていますね。ちなみに大阪以外から赤道儀が送られてくるのは、
これで5台目ですねえ(*'ω'*) EQ5は3台目でしょうか・・

ずっと父ちゃんが言ってる通りEQ5は、ぼく(GP赤道儀)のコピーです。
外観は違いますが、中身はお互い無加工でビルトインできるほどです。
また、セレストロンのアドバンスGT・オライオンのLXなどはモーターは違えど、
全く同じものです。なので以前はアドバンスGTにEQ5のモーターをいれてパルスモーター化ってのをやっていた方も結構おられました。
では、さすらいさんのEQ5を見ていきましょう( *`Д')凸
極軸望遠鏡は後で調整するので外します。で赤緯体・赤経体に分離します。
モーター関連も一旦外して「素」の赤道儀状態にしますよヽ(´ー`)ノ
で、手動ノブをつけて「クルクル」回してみます・・・(´・ω・`)ノシ
さすらいさんのはRAのウォームの噛み合い状態が過去に触ったEQではベストなくらい「良い」(・∀・)イイ!!
ここは下手に触ると悪化こそすれ、これ以上は無いと判断した父ちゃん。
各部点検程度でRAは触らずにおくことにしました。
逆にDECは過去最悪なほど
「スカスカ
」になっています(笑)
これでは補正が入っても「即反応」は難しいはずです。。。
なので、赤緯体は「オーバーホール・調整」することに父ちゃんは決めたようです。
まずウォームギヤのブラケットです。ここはぼくと違って「ベアリング」でギヤシャフトを受けていますね(*'ω'*)b
これは適当に組み付けても大きな差が出にくいためだろうって父ちゃんは判断しているのですが、そのせいか
「パートのカンフーおばちゃん
」がおモッキリネジを締めているのか・・・ベアリングがおかしくなるほど締め付けられている個体がちょくちょくあります。
ここのベアリングはモーター関連のギヤ以外では一番早く回転する場所なので、
父ちゃんはベアリングのグリスを抜いて「アルケミーオイル」を注します。
その後、全部ばらして清掃。グリスを抜き、新たに「モリブデングリス」に入れ替えながら組み付けます。
ウォームホイル・ギヤの当たりを調整して、モーターもそれぞれ分解。
モーターはギヤの軸を差し直し、中間にあるアイドルギヤとモーター直結のピニオンの当たりを取るため、モーターブラケットの固定ネジで調整です(ノ゚∀゚)ノ
あとは極軸望遠鏡の偏心調整をすれば完了ですヽ(´ー`)ノ
さて、ここから「現場で使いやすくするための増設パーツ」デス('◇')ゞ
さすらいさんのEQ5は旧型の極望です。これはセレストロンと同じパターンで、
カシオペアと北斗の絵が描かれていて、おおよそ角度を合わすものです。
なので、厳密な軸の据え付けは困難な代物です。
なので、ざっくり導入したあと、ポールナビゲーターで追い込むスタンスだそう。
極望だけでそこそこな据え付けを考えている方や、ポタ赤のように使いたい方には、父ちゃんはEQ5の新型をおすすめしています。
これですとアプリと併用で一般的な焦点距離の写真用望遠鏡なら十分な精度で据え付けが可能だと思っているからです。
ただ、同じシンタ製と思われる「スカイメモS」などには「外付け」ですが付属している極軸望遠鏡照明がEQ5にはありません・・(-_-)
(未だについていないのが謎です)
なので、まずこれをつけましょう('◇')ゞ
いつもの「飴細工」ですが・・・(笑)
回転するのですから、赤緯体に付けます。ボタン電池(SR44)で光ります。
スイッチは父ちゃん自作のマイクロスイッチですよぉ~ヽ(´ー`)ノ
こんなかんじです。ぼくと違って平面が多いですから、固定しやすいデス
さて、お次は「まったくあてにならん水準器」です(笑)
父ちゃんは、ぼくを据え付けるときは必ず水平を取ります。
理由が2つあるんです。
1つは、GPの極望は時角メモリを使うので、メモリの0時位置を正確に真上に向ける必要があるためです。
2つめは、そうした据え付けを行えば「撮影場所を大塔・すさみ」の二か所って決めている父ちゃん。水平を取るだけで、据え付けた段階で視野内に北極星が入っています。余計な事をしなくても素早い極軸合わせができるわけです。
さすらいさんは
「全国行脚の鉄人
」です。撮影地も経緯度差が大きいデス。
ただ「基本に忠実な方」なのでいつも水平は取るようにしているとの事。
どのみち撮影地行脚で高度は触らざるを得ないですから、真上から見るより楽な、
水平気泡管を増設します。
ダイソーの水準器は簡単にばらして気泡管を取り出せます。
長1個・短2個の気泡管が簡単に3本手に入りますヽ(´ー`)ノ
これが1cm×1cmのアルミパイプに「ドンピシャ」で入るんですよ(^_-)-☆
なので窓を作り、気泡管をホットボンドで封入します。
ここがぴったりです。下のラインに合わせて付ければ間違いがないですからね
ちなみにぼくの水準器は「オリジナル0号機」の名に恥じぬように、左右水平の水準器が両方とも光りますヽ(´ー`)ノ
これは赤道儀自体の穴あけ等や内部の電池設置スペースの確保等でほとんどやらないですが。。。(笑)
さすらいさん曰く「本格稼働はこれからです。」との事なので、報告が待ち遠しい父ちゃんとぼくなのでしたヽ(´ー`)ノ
ちゃんと動けばいいのですが・・・(笑)
追記
冬に向け、迷人会グッズのユニクロUTmeショップにて
バックプリントパーカーの新デザインを発表しましたヽ(´ー`)ノ