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こたろうさんのブログ

父ちゃんとGP2の奮闘記 evolution series3









父ちゃんのカメラ講座 その1 カメラとは

こんにちは(・∀・)
こたろうデス。

以前から思っていたんですけど「天体始めて初めてデジイチさわった」って方が
多いですね!
私以前から写真が趣味だったんですが、それを生かしてほんの基本的なことだけ
ご紹介出来たらと新たに書庫に「父ちゃんのカメラ講座」を作りました。

あくまで基本ですから知ってる方はスルーして下さいネ(・∀・)
では、はじめましょうヽ(´ー`)ノ

カメラとは何ぞや???

カメラは光を感じる素材(フィルム・イメージセンサー)に光をあてて記録するためのものであり光の量を調節するための装置を積んだ「箱」である(・∀・)b

カメラに搭載された光量調整機能はシャッターです。

レンズに搭載された光量調整機能は絞りです。

上記2つの機能によって調整された光をフィルム・イメージセンサーにあてる
(露光・露出)ことで映像を記録します。
この時目で見たまんまの「明るさ」を再現する光の量の数値を
「適正露光」といいます。

これが基本です。

そこに第3の要素として「感度」がアリマス。
今は「ISO」昔は「ASA」と言いました。

昔のカメラ(特にPRO用)にはISO感度設定ダイヤルがありませんでした。
何故かというとISOとカメラは本来無関係のものだからデス。

昔は「光を計りそれを表示する機械(露出計)」と
「一定の露光を感光素材に与える機械(カメラ)」は別々でした。

例えばISO400の適正露光値を露出計で読み取り、それを実現するシャッターと絞りの組み合わせが仮にシャッタースピード1/250・絞りF5.6と露出計が表示したとします。それをカメラのシャッタースピードダイヤル・レンズの絞り環にインプットしてレリーズします。
(シャッターを切るとも言いますが、ここではややこしいので古い言い方でいきマス)

なのでカメラにISOがいくらのフィルムが入っていようがそれを設定する必要はなかった訳デス。

カメラに露出計が内蔵されるようになると、「内蔵された露出計の為の感度設定ダイヤル」がカメラ側に付くようになりました。

そしてその露出計が出した数値をカメラが自分で自分に人間の代わりにインプットする時代が来ます。(これを自動露出「AUTO」と呼びました。)

基本的な「AUTO」を紹介します。


写真はkiss X7のモードダイヤルですが・・・

M・マニュアル(カメラの露出計がはじき出した適正露光に合わせるため自分で
  シャッタースピード・絞りを設定する。)
Av・絞り優先オート(自分が任意にインプットした絞り値に対しカメラの露出計が
  はじき出した適正露光に対応するシャッターをカメラが自動設定。)
Tv・シャッタースピード優先オート(Avの逆
P・プログラムオート(カメラが決められた組み合わせで適正露光量を自動設定

よってMは写真を明るくしたり暗くしたりできますが、それ以外はカメラが一定量に調節しますから、自分が絞りやシャッタースピードを変えても、写る写真の明るさは変わりません。

カメラ自身の「適正露光」って判断は明るさの一定量です。
なのでどのような条件下でもMモードでここが適正露光値(インジケータの真ん中)だよーって表示する値、
A・T・Pモードで表示される値は同じです。


これはA・T・Pモードでのレベル表示デス。バーの下にあるドットの位置
カメラが判断した、設定されたISO感度での適正露光値」です。
ISO100で絞りがF8・シャッタースピードが1/125秒である。とカメラは判断しています。

Mモードなら絞り・シャッター各々をいじればこのドットは左右に動きます。
なので、ドットの位置が左だと写った写真は「暗い」右だと「明るい」という
結果になります。センターに持ってくればオートと同じF8・1/125になります。

しかしそれ以外のモードだと、このドットの位置はセンターから変わりません。
カメラがこのセンターの値に自動調整するからデス。
仮に上記の画像だとFを5.6に変えてもカメラが勝手にシャッタースピードを1/250
に変えてしまうため明るさは変わりません。(Avモードの例)

つまり、カメラが出した数値通りだと画面全体の「平均の明るさ」は何をしてもほぼ同じという事になります。(ここが問題点です)

目でみた明るさが「適正露光値」だと説明しました。ですが
カメラのそれと人間の目のそれは「違う」んです。

あくまで、ほぼ日中なら一致するという事でしかないのデス。

なので、「真っ白」なものを撮ると「グレー」に写ります。
「真っ黒」なものを撮ると・・・・「グレー」に写ります。
「グレー」なものを撮ると・・・・「グレー」に写ります。

よく雪景色で写真を撮ると雪がグレーに写るあれです。

ですから白っぽいものを撮るときはインジケーターのドットを右に(プラス補正)
黒っぽいものを撮るときは左(マイナス補正)に振らないと
我々が目で見ている感じとは違ってしまいます。(これを露出補正といます)

Mモードならインジケーターのドットを見ながら絞り・シャッタースピードで
調整できます。
それ以外は露出補正という機能を使い調整します。

これがカメラの露光の基本です。

では天体写真とどう関係あるのか??

上記の基本の中で天体写真はMモード(シャッタースピードB「バルブ」)ですよね。インジケーターは何分開けるとか事前に設定できませんから役には立ちません。
撮影後のヒストグラムで確認するしかないのデス。
仮にB以外の最長シャッタースピードが60秒だとしてそれでインジケーターを見たら「ドアンダー」のはずです。

ですから「天体写真は」基本「救いようのないドアンダーな写真」な訳デス。
(星以外)(露光時間にもよりますし空の明るさもありますが・・・)

現在のデジタル世界では暗いものはかろうじて
「条件さえ良ければ後であぶり出しが可能」
です。
完全に白く飛んでしまったらもう色は戻りません。

なので写真では明るさの基準を
「明るい方に合す」のが基本でした。

なので10分を「加算」などしたら星はほぼ全部「真っ白」になります。

ここで整理しますね。

天体写真は(条件によるが)基本「星以外はドアンダーである。」
ドアンダーでなければいけない理由は「星など明るい所が飛ぶからである。」
そのため「暗い所(情報としては記録されてる)見えない所を強調処理によりあぶり出し」「明るい所と暗い所の明るさの差を圧縮して画像として両方目に見えるようにする必要がある。」
だが強調処理すると「星等は大きく肥大し白にぶっ飛び色がなくなる。」
なので「あえて強調をしたくない部分を処理から外す必要が出てくる。」
そのために「マスクを使う。」
また、ただ撮影した写真そのままだと「ノイズが目立ちひどい荒れた写真になる。」
だから「枚数を撮り加算平均化することで強調処理に耐えられる元画像を作る。」
という事になります。

また、フラット画像も明るい被写体ですから、露出補正がいります。
私はシャタースピードをインジケーターを見ながら判断しますが、
多くの皆さんは撮影したフラットのヒストグラムで確認し、まずければスピードを変えて撮り直し等を行っているみたいですね。
ここは慣れが必要(補正量がわからない)ですから、どっちがイイかは言えません。
ただどの方法にしても皆さんが「よしっ」って思う明るさのフラットは
基本的に「カメラにとっては露出オーバー」な写真であることには変わりがありません。

さて、ここまで書いて「ありゃ?難しくなったかな?」って思ってマス。
もう少し基本ばかりの方が良いかと。

もし私にわかることがあれば、記事にしますので質問等ありましたらコメントにでも書いてくださいm(__)m

次回は絞りとシャッタースピードについて触れたいと思います。













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  1. 2016/10/21(金) 17:11:37|
  2. 父ちゃんのカメラ講座
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:10
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コメント

No title

こたろうさん、

めちゃ面白いです!
勉強になります。
明るさの平均値が一定になるので一面同じ明るさはすべてグレーという下りですが、青一面、赤一面でもやっぱりグレーになるんでしょうか?

次回も楽しみです!
  1. 2016/10/22(土) 02:07:00 |
  2. URL |
  3. ベランダの住人 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> ベランダの住人さん
こんばんわ( ´ ▽ ` )ノ面白いですか?
そう言っていただけたら、書いた甲斐はあったかな。。。
グレーの件ですが、カメラは明るさを測ってるのであって色を測ってる訳では無いです。ここでグレーという言葉を使ったのでややこしくしてしまいましたね。赤は赤に写りますし青は青です。ただ、赤や青を天体のL画像のように白黒化するとします。白、黒、グレーは色ではなく輝度ですから、この時に赤が変換されたグレーと青が変換されたグレーは濃さが違うはずです。カメラの露出計はコレを同じグレーに表現する露光量を適正とする訳です。
ですから、実際のカラー写真は、赤は実物よりやや明るめに、青はやや暗めに写ります。カメラ任せにした場合ですよ。まあ、青でも色々ありますから、その青が持ってる輝度がカメラが適正量と判断する明るさより明るいか暗いかということなんです。それを同じにしようとするんです。
現実には極端に白、黒でない場合はカメラの許容量内に入りますから、ほぼほぼ肉眼と一致するってことなんです。
  1. 2016/10/22(土) 04:47:00 |
  2. URL |
  3. こたろうさん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

おはようございます将軍(^^)/
さすが元プロカメラマンならではの濃くわかりやすい内容ですな。へぇ~と思わず口にしたところも多くありました。
デジカメ、AUTOで撮るぶんには楽ですけど天体写真はねぇ・・・。これほど難しい撮影って他にないんちゃいますかね。
あと、星屋に買われたデジカメも可哀想なもんですよ。
改造されるは、極寒でひとコマ5分も開きっぱなしで数時間撮影されるは・・・。最後にキャップをして真っ暗な画像まで撮らされるんですからねぇ(^_^;)
まあ、ここまで使い倒すという意味ではカメラ冥利に尽きてるかもしれませんけどね。
  1. 2016/10/22(土) 11:13:00 |
  2. URL |
  3. おりおん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> おりおんさん
コンチハ提督ヽ(´ー`)ノ
あくまで基本の「理屈」だけなんですけどね(・∀・)b
たしかに過酷な運命をたどる天体屋のデジカメですが、実は実装されている優秀な機能はほぼすべてOFFなんです。ひどい時はレンズのAFやISもOFFです。シャッターはほぼバルブ。ファインダーは使わずライブビュー・・それすらも使わない私のような者もいます。
バルブ・ローパスレス冷却CMOS・背面液晶だけあったらそれでいけますからねヽ(´ー`)ノ
Canonさんあたり作ってくれんかね( ノ゚Д゚)
  1. 2016/10/22(土) 14:32:00 |
  2. URL |
  3. こたろうさん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

天体用だと液晶なくても我慢できそうです。
そのかわりセンサーの裏に冷却用スペースが欲しくなります。
X3だと狭くて改造しにくいんです(´;ω;`)


定期連載楽しみにしています。
  1. 2016/10/22(土) 15:05:00 |
  2. URL |
  3. B.S.R-e #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> B.S.Revolutionさん
こんちは。今日は「ハ塔寺星まつり」ですね。
S-DSの改造カメラなんかまさにそうですね。kissのセンサーと基盤を抜き出し冷却装置をつけて別の筐体に収めるという・・・
規則的とはいきませんが、綴っていきたいと思います。
  1. 2016/10/22(土) 15:50:00 |
  2. URL |
  3. こたろうさん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

こたろう将軍さまおはようございます。
大変興味深く読ませて頂きました、改めて自分のいい加減撮影かが分かりました、3度ほど読み直して頭に叩き込みます、シリーズ続けて下さい。
  1. 2016/10/23(日) 07:51:00 |
  2. URL |
  3. 夕焼け熊五郎 #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> 夕焼け熊五郎さん
こんにちは大王ヽ(´ー`)ノ
うーん、なんかですね我々以前の世代の方にはわかるらしいのですが、若い世代の方ほど解りにくいそうでした。
もう少しかみ砕いて話せたらいいのでしょうが・・・
  1. 2016/10/23(日) 11:51:00 |
  2. URL |
  3. こたろうさん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

柔軟性に欠けた、私の脳みそではよく分からないです。
でも、何度も読み返せば分かりそうな気もします。
  1. 2016/10/23(日) 21:31:00 |
  2. URL |
  3. マネリン #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

No title

> マネリンさん
こんばんわ( ´ ▽ ` )ノ
ご自分に必要な部分だけ理解くだされば良いですよ(〃ω〃)
  1. 2016/10/23(日) 21:56:00 |
  2. URL |
  3. こたろうさん #79D/WHSg
  4. [ 編集 ]

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