あ~いヽ(´ー`)ノ
また、デッカイ台風が出来ましたねGPデス
(*‘ω‘ *)
提督がε-130Dに手を出してからというもの、にわかに反射づいてきた迷人会・・・
ざっと思い浮かぶだけでも小型はあみかんさんの「コメットロン(改)」114mm~
さすらいさん・みっさん・にどすけくんの30cmまでかなりの種類と口径をメンバーは使用している訳デス。。。

そんな中で、いつでも話題になるのが
「光軸」そして
「フラット」な訳デス

ご存知の通り「よほど写真に特化した機種」でない限り、反射望遠鏡は隙間だらけで、そのまま写真に使用すれば「迷光」を起こすのは間違いが無いですよね。
主鏡のお尻側、場合によっては接眼体と鏡筒の接合部。。BKPなどはトップリングやリアリング(セル)と鏡筒のつなぎ目から「盛大に」光が入ります

また、接眼部が真横にある
「ニュートン鏡」などはカメラ(DSLR)の
ファインダーすら遮蔽しないとここからも光が入り込むことがある訳ですよ・・

これらはライト画像にも影響してきますし、フラットやダークにも撮影条件によっては影響して結果フラットが合わないって事になります。
うちのBKP君の場合はよくある「スパイダーセンターに引きネジがある」タイプですから、父ちゃんはこの前、スパイダーの張り直しをしたんですね・・

鏡を全部外して・・・・

2枚の鏡を外せば鏡筒にはスパイダーと主鏡セル、それに接眼体が残る訳ですが・・
わかりにくい図ですが、要はそれぞれの既設品がこのような感じになるのが理想です
(筒が歪んでいるとかは別ですよ(笑))
スパイダーがややセンターを外している気がしてたんですよね父ちゃん・・・

ですので、時間のある時の調整ですヽ(´ー`)ノ
これは、8月に大塔に行った時、薄明で撮影した父ちゃん得意の
「白ビニール袋薄明スカイフラット」の等光度曲線です・・・

ISO1600 2秒のものです。筒先はほぼ天頂。
少しだけ右で、少しだけ上にずれています(微妙だけど)で、実際のスパイダーの修正方向はこれに一致していたんです(父ちゃん安堵・・(笑))
まだフラット撮ってませんが・・

光軸がおかしければ、当然明るさの分布は偏りがでます。上下左右にずれたり、綺麗な丸ではなく楕円形であったり。。。
また、円でも楕円でもなく、線がぐにゃりと曲がっているようなら、主鏡が圧迫されている可能性もある訳デス。
迷人会でも反射の普及率に比例して、毎日「スパイダーや主鏡マスク」の話題が出て来ますが、中には「主鏡の上に直でマスクを乗せて爪で固定している」タイプのものまであります。。。ネジの締め加減にもよりますが、鏡が歪む危険性の大きな方法だと思います。
また、同じように等光度曲線をとると画面の上下(特に下が多いでしょうか?)
変にぐにゃりと歪む場合がありますね。一眼レフの場合は、ミラーやボックスによるケラレです。
先日Nikon810Aのフラットを拝見する機会が父ちゃんあったんですが、やっぱし四隅全部がケラレていました。フランジバック長いですからねNikonは・・・

当然ながら、フラットを撮る光源のムラはないものと仮定しての話です。
そこにムラがあれば、色々明るさもムラが出るのは当たり前ですからね。。。
なので、この等光度曲線どれかのフラットで観察してみたらいかがでしょうか?
これだけ見ていても「思い当たるフシ」が出てきて、調整の参考にはなると思います。少なくてもウェブサイトで「マウスポチよりは健全」ヽ(´ー`)ノ
注)気分ののらない時、気の小さい方はおススメしません凹みます・・(笑)