あ~いヽ(´ー`)ノ
いよいよ梅雨でしょうか? GPデス(*´σー`)
昨日父ちゃんが記事をアップしましたが、何とも字ばっかで愛想のない記事ですね
そこで今日はぼくが急遽、もっと見やすい記事をアップしますよぉ~

1月からずっと、ぼくのお友達を調整してる父ちゃん。
以前にもお話をしましたが、その機材たちがどういう結果を出したかを一番
待ちわびているのは父ちゃんなんですね・・・(実は自信ない・・・)
最近の報告を列挙するとですね・・・
4号機(EQ5)直焦点255mmAPS-Cノータッチ3分画像使用率100%
9号機(SPDX)直焦点420mmAPS-Cノータッチ2-3分画像使用率90%前後
となかなかの成績です。
7号機(SPDX)8号機(SP)も以前ご報告の通り、問題なく稼働中のようですよ
0号機のぼくはみなさんご存知の通りです
さて、そんな中、迷人会内北摂アストロ撮影隊TSUBAKI少尉の所のヤッタラン副長
から、先日の11号機(EQ5)のテスト撮影報告書が上がってきましたヽ(´ー`)ノ
撮影時にTSUBAKI少尉がどれほどの追尾が出来ているか、オートガイダーをつかってガイド状況を観察した画像です。
RAの1方向に4本補正のパルスが出ていますが、DECは一直線ですね。
ヤッタラン副長はかなり慎重に極軸を合わせてくれた感じデス。
バランスもきっちり荷重を載せてくれているのが、グラフからも解りますよ
これなら、3-4分ノータッチでも同じですね。
どうやら、チューンは成功しているようです。
この11号機のメニューは各ギアの調整とモーターのギアシャフトの調整、
極望の調整と照明装置と追加です。
よく「EQは中華な廉価機材なので・・」という方に出会いますが、赤道儀ですから
調整次第では、このくらいは行けるという事ですね

副長の撮像筒・レンズならノータッチで十分いけそうです。
でないと、どんな高級な機材も役立たずですもんね


さて、お次は父ちゃんの親友みっさんさんです。
以前に
EQの本体(シンスキャン)の電源ジャックが接触不良で・・・

って記事にしましたが、最近ついに完全お釈迦になった模様・・・

父ちゃんみっさんにお願いされて、打開策を考えます。
要は本体側のコネクターパーツの中、センターピンの内部で接触不良・・
このパーツはもう使えません。
で、基盤の裏を観察するとこのようになっています・・
ここに配線して本体のどこかにDC-inのソケットを増設しましょうヽ(´ー`)ノ
一所懸命老眼鏡をずらしながら「はんだ付け」する父ちゃん・・・

わずかなクリアランスを発見し、ソケットを増設です(・∀・)b
そして、でんげんおーんヽ(´ー`)ノ
無事に起動したようです。後日引き渡し後みっさんさんから
「問題なし
」と
いずれは、ぼくのもこうした事をしないといけないかもしれませんね(-_-)
最後は盟友おりおん提督です。
提督の所にはぼくの兄弟がいますよ。最近、風来坊さんから譲りうけた
GP2guidepack君です。
この前「蠍座中心」をTSUBAKI少尉のEF100mmLレンズで綺麗な画像を叩き出した
ぼくの兄弟ですが先日父ちゃんと提督が一緒に遠征した時、調子を崩したんです

40mmパンケーキで数十秒でも星が流れます・・・

コントローラー・モーター・極軸据え付け異常なし・・・

GP「父ちゃん・・直してあげてよぉ~

」
父「うむ、GPがこんな精度なわけないな・・固定の方がマシなくらいだ・・

」
どこにも異常がないのにこうなるという事は、体の中の不具合のはずです。。。
GP界のブラックジャックと言われる(嘘)父ちゃんのオペが必要デス

⇧誰も言わない(笑)
提督に了解を頂き、父ちゃんはぼくの兄弟をお持ち帰りですヽ(´ー`)ノ
まず、
モーターを外します・・・異常なし・・・

次にウォームギヤブラケットを外します・・・うん、少し回転が重いしムラがある
ここはインサートロックの調整で回転が滑らか、且つ横方向のガタが出ないように
調整しましたよヽ(´ー`)ノ
ウォームホイル・・・異常なし・・新品のような輝きですヽ(´ー`)ノ
そして、最大の問題点がこの後にありました・・・

ブラケットを外すと極軸体はウォームホイルがついたままでもフリーになります。
支えは2か所のスリーブ部だけです。いかにベアリング無しとはいえここは
手で「ぐい~」っとまわさないと回りませんよ・・・おかしいデス。゚(ノД`)゚。
父ちゃんはすかさず、軸体を極望側で固定しているナットを調べます。
このナットは
「ガタなくスムーズに軸が回転する」状態でその位置を固定するため、
側面に3か所イモネジがあります・・ 試しにこれをほんの少し緩めると・・・

「クルンッ
」 おおヽ(´ー`)ノ 回りました

どうやら、元々ネジ山の山部分に当たっていたイモネジが、何らかの拍子に
北側(締め付け側)の谷に落ち込んだのが原因で、ロックナットを締めこんだようになっていたようです。このせいで回転が渋くなりモーターがやや遅れ気味になって星が流れていたようですね(・∀・)b
これが原因と判断した父ちゃんはその後ウォームホイル・ギヤの調整と、モータとの平ギヤの隙間調整をして、guidepack君を元に戻します

最後に極望の確認ですが・・・

南中位置が東に5度ほどずれています・・・

なるほど、ちゃんと追尾していた頃でも望遠レンズだと3分止まり・・・って提督が言っていたのは、これが原因ですね(・∀・)b
調整です。最後偏心を確認してでき上りましたヽ(´ー`)ノ
で、ですよ・・・提督はお仕事でなかなかguidepack君をお迎えにこれません・・

翌日guidepack君の出来上りを確認していた父ちゃん・・・・

なにやら構造上の隙間を見つけたようです・・・(-_-)
「いかん! またなんかやり始めるよこりゃ・・・」
で、・・・・・
ほらね・・・頼まれてもいないのに・・・

新型のPFIですね・・・(GP/EQ5用)
元々単純な構造の上、部品点数も大きさもさほどでもありません。
すっぽり嵌る直径で作成しても、その上に部品が配置できればいいんです。
以前作製のものより直径で2センチ以上小さいデスヽ(´ー`)ノ
部品そのものを加工せずそのまま組み上げた「簡易式」ではありますが、
部品・機能は全く同じです・・当たり前ですが(-_-)
で、完成ですねヽ(´ー`)ノ
ぼくの兄弟、GPguidepackこたチューン12号機です(*´σー`)
きっといい仕事しますよヽ(´ー`)ノ
提督さん早く迎えに来てあげてねぇ~ヽ(´ー`)ノ
次回、またまた遠征記に戻ります(・∀・)b
乞うご期待ヽ(´ー`)ノ