みなさんご無沙汰ですm(__)m
こたろうですヽ(´ー`)ノ
またしても「緊急事態宣言」ですよ!
私の年齢は「ちょっと待っててね!」と行政からお手紙が来ました┐(´~`)┌ ヤレヤレ
前回の記事にて、我が家の縁の下に住みついた「子猫」に関して書いたんですが・・・
無事、保護しましたヽ(´ー`)ノ
ちなみに保護まで約20日かかりました。。。どこからともなく現れたどうやらオスのようなこの子を「風太」と名付けましたヽ(´ー`)ノ
保護したんは良いのですが、なんせ4か月より幼い子猫・・・まして野良など飼育経験のないこたろう・・・
保護してすぐその「猛獣っぷり!」に心折れます・・・( ;´д`)トホホ…
ウ―――――――――ってうなり・・
シャー――――――と威嚇し・・・・
両手を12時の方向に振り上げ・・・・
針のような爪をきらりと輝かせ・・・
一気に6時方向へ目にもとまらぬ速さで振り下ろす。。。。(´;ω;`)
その形相たるや・・・「悪魔」です・・・(-_-)
(写真は保護3日目・・まだ軍手してますけど・・・(笑))
まだ、伝染病や寄生虫等の可能性があります・・・
ですので、1ヶ月はももと隔離し、別のお部屋で生活です・・・
そして先日7月30日・・・亡き小太郎君がお世話になっていた獣医の先生とこに・・・
そしてわかったこと・・・
・幼い時に右足に怪我をした。親とはぐれた、捨てられたはそれが原因かも・・・
・猫エイズ・猫白血病は共に陰性ヽ(´ー`)ノ
・ノミ・ダニは無し(捕獲時にフロントラインをつけました)
・寄生虫の類は見当たらなさそう・・・
(これは翌日から2日間で回虫が駆除されて出てきました・・)
・推定3か月弱の男の子・・・
・体重1.5kg
今は無事にももちゃんと一緒に同じ場所で過ごす訓練をしていますヽ(´ー`)ノ
まだ、目は離せませんがちょっとずつ仲良くなってきています。。なんせももは箱入り娘・・・風太君はヤンチャ盛り・・・まあ・・すごいですわ・・(笑)
https://www.youtube.com/channel/UCTVfx4HCqs6p10KaYKgVNsQ
じじバカの私は、YouTubeも開設しました・・・(笑)
風太とももの様子を見ていただけます。。。
不定期なアップロードになるかと思いますが、良ければチャンネル登録をお願いしますm(__)m
さて、次の投稿で「天文記事」出せるかなあ・・・?
乞うご期待くださいm(__)m
みなさん。こんちはヽ(´ー`)ノ
生きてますよ(笑) こたろうです。
昨日から独立している長男夫婦の元に「ノルウェージャンフレストキャットの子」が来ましたよ。にわかに「猫色」づいてるこた一族なのですが・・・・
じつは一週間ほど前から、なにやら「子猫の泣き声」がするんですよ・・・(´;ω;`)
で、息子に「子猫の声せん?」って聞いたら「うん!する!」って・・・
数日後、夕方でしたか、また泣き声が・・・様子見に行きますと我が家の裏の道を
「めっちゃチッコイ子猫♡」
が泣きながらひとりで歩いてるじゃないですか・・・・
「こりゃイカン!」
って思ったんですよね。というのも以前、隣の空き家で生まれた子猫がカラスにやられたんです。
あれだけ長く鳴いてるなら、親とはぐれたに違いない!って思った私は裏道から私の家の敷地に追い込んだんです。(裏道と我が家は1.5m位の石垣がある)
あの大きさの子猫ならよほど無理をしないと塀は越えれません・・・
そして、子猫はとりあえず我が家の縁側の下に落ち着いたようです・・・(〃∀〃)
さて、これでまず居場所はできました・・・
初日多めにご飯と水を用意し、今は亡き小太郎君のおうち前に置いておきましたら・・・翌朝
「ご完食ヽ(´ー`)ノ」
気をよくして、もものカリカリを運んでおりますと、玄関を出る私の背中に視線を感じます・・
そこには目を細め「ブーたれた顔」のももが・・・・
「私のご飯、どこ持って行くにゃ!」
って言わんばかりの顔・・・( ´・ω・)
しかたないので、じいはホムセンで子猫用のご飯&器をご購入です・・(笑)
ああ、勘違いしないでくださいね。
考えなしに野良にご飯を食べさせてるわけではありません。
警戒心が薄れてきたら、ちゃんと捕獲し家の子にするか里親を探してあげるかするつもりです。
ももと生活するようになって、色々勉強したんですよ。
野良は寿命が短い事。子猫は天敵が多い事。保護を一所懸命行っている方々がたくさんおられる事。
たしかに、ももと同じような子がカラスに食べられたり、トンビにさらわれたり、車にひかれたり・・・想像しただけでも「胸の当たりがキューンって」・・締め付けられるジジ(笑)
一番いいのはももの弟か妹なんですけどね。そのあたりは責任持つつもりですよヽ(゚∀゚)ノ
DAISOでいろいろ買って「捕獲機」も作成しました。
まさか天体機材弄りのノウハウがこんなとこで役立つとは。。。(笑)
「もっと軽い力でロック外れる方法ないか?」
迷人会の面々にも相談ですよヽ(゚∀゚)ノ
明日から作動しない箱罠にご飯置いて、まずは入って食べることに慣れてもらうつもりです。
チャンスは1回ですからね(・∀・)b
失敗は許されないのです( ・`ω・´)b
まだ、掌に乗るくらい・・・
やっとで、近づいても縁の下ならじっとしていてくれる程度・・・
これでもずいぶん進展したんです・・・(-_-)
かわいいでしょ♡⇦アホです(笑)
さて、どうなりますやら・・・
また、進展あればご報告しますヽ(´ー`)ノ
ご報告
今週末6月26-27日(土日)
天文リフレクションさん主宰のYouTube「天リフ超会議」「ガチ天」回に登壇者として出演します。
私は26日(土)16:30からです。
他の登壇者様はこの世界でも「マジガチ」な方ばかりです。きっと参考になるお話が聞けると思います。まあ、私は「何てない話をウダウダ話すだけ」だと思いますが・・・(笑)
後日アーカイブでも公開されますが、お時間ある方ぜひご視聴くださいませm(__)m
(機嫌がよければももが出演するかもしれません・・・( *゚∀゚)=3)
【告知・参加者募集】天リフ超会議拡大版「ガチ天2021」を開催します。 | 天リフOriginal (reflexions.jp)
あ~いヽ(´ー`)ノ
またもや「線状降雨帯」ですよ・・GPドス(・∀・)
前回ぼくは「後の二作はボツ!」って言ったら、おりおん提督さんが「無理くりにいちおくまんえん!!」って言ってくれたので、ぼくは父ちゃんを「むち打ち100回」にして画像処理をさせています(笑)
ていとくさんにいちおくまんえん貰ったら「こうきゅ~ぐりす」買うんだぁ(〃∀〃)
そうそうあの日「天体写真界のはにかみ王子」こと吉田さんが1年ぶりに来ていたことはお話しました(・∀・)b
そして、設営中のぼくたちを見て「ブログで見ましたよ~!」ってお写真を撮ってくれたんです。
そのお写真が送られてきたので、ぼくの雄姿を先にご覧ください(笑)
写真:吉田隆行氏
改造されたBKP君をおんぶする、このぼくの雄姿(`・∀・´)エッヘン!!
極望のキャップも「オリジナル迷人会仕様」デス( ・`ω・´)b
写真:吉田隆行氏
新たに改造された「Wスパイダー」が輝いています・・・
結果的に失敗だったのですが・・おそらく向かって右側の羽根だと思うんですが・・・
現在工場長さんと、作成の方法で色々検討中の父ちゃん。
どこまで加工精度・そして組み立て時の精度を「どうやって出すか?」Ver2の計画段階です(・∀・)b
さて、で、ですよ・・・
前回も話した通り、光条も良くなく、ましてやお空も何となく変な感じ・・・(-_-)
もしかしたら父ちゃんが「BKP君の調整間違った疑惑」さえ囁かれる今回の取得画像( ;´д`)トホホ…
M17はまだ「星雲」入りなんで皆さんの注意をそちらに持って行ってもらえますが・・・
残り2作は、そうはいきません・・・なぜかって?
「ほぼ星!」
なんですよぉ~(´;ω;`)
それもね、普段5分だったの3分でやったから「本来なら多段階露光」が必要な対象を1発撮りしようなんて欲を出したもんで・・・・
まあ、見ていただくとわかりますよ・・・
ボツ箱行きを無理やり処理です・・・
「M13球状星団ヽ(´ー`)ノ」
2021-5-9
Skywatcher BKP130OTAW(改)+HEUIBⅡ+自作補正レンズ。
VIXEN GP2赤道儀(こたチューン)
Canon EOS kissX7(レス改)
ISO1600 3分×32枚(96分)
奈良県 五條市 大塔
中心飽和に見えますが、処理中の高解像度版ではギリ何とか持ちこたえてマス(笑)
F5近い明るさで1600の3分でこれですから、イプとかR200とかだときついかもしれませんね・・カメラにもよりますが・・・
でね、実は父ちゃんがこれを撮ろうって思って撮影を開始して、ふと横をみたら「み~んなおんなじ方向!」向いてますやん・・・・
サソリや天の川が撮影可能な高さまで上がる間の待ち時間M13祭りだったわけです(^o^)ノ
で、後日父ちゃん「早くみんなの作品もみせて!」って言ったら、だーれも出さんの・・(-_-)
父ちゃんはボツ箱行きのを無理くり処理ったってのに・・・
たぶん、その件で提督にお電話したら以下のような会話になると思われます・・・
「あ~もしもし・・・お疲れっス!提督」
「お疲れ様です。将軍」
「この前撮った写真の処理進んでます?」
「ええ!ボチボチ進んでますよヽ(゚∀゚)ノ」
「空もあんなだったし、カメラレンズ分もあるんで、ボチボチですが・・」
「それでね一番最初に撮った、え」
「ぷーぷーぷー」
「(-_-)」
想像ですがこのようになると思われ・・・⇦ほぼ当たりのはず・・・
まあ、気長に待つことにした父ちゃんです・・┐(´~`)┌ ヤレヤレ
さて、まだ1作残っていますね・・・
これも、今回と一緒ですが「輝星」「へんなゴースト」があるんです・・・
光条のまずいとこ整えないとだし、そのゴーストもバスターしないといけないつД`)
しかも、そのゴーストと関係していると思われる「へんな色の模様」が全体にあります。
フラットなどは共通ですから、なにか外部からの光なのか・・・数枚にあるだけか?
またはほかの要因か・・・検証しないと処理の方向性が見えません・・・( ;´д`)トホホ…
はたして、仕上げれるのか・・・
乞うご期待ですヽ(´ー`)ノ
あ~いヽ(´ー`)ノ
もう梅雨入りですか? GPドス(・∀・)
前回記事にしたBKP130用Wスパイダーですが・・・・
あそこまで改造すると「使ってみたいが人情・・(・∀・)」
そう思っていたある日、おりおん提督さんからLINEが届きましたヽ(´ー`)ノ
「日曜が梅雨前最後の新月期のようですが、将軍はどうされますか?」
う~ん・・・日曜か・・・父ちゃんはその時期やって来ているという「まれにみるような黄砂」を気にしていたんです・・・(´;ω;`)
ところが、まだ父ちゃんが行く行かんを表明する前に・・・
「将軍行くなら僕も・私も・・・・・」
迷人会LINEにコメントが入りますよ・・・・(-_-)
これは父ちゃん行くしかないでしょう・・・(笑)
さて、季節は5月上旬!
父ちゃんが一年で一番好きな「新緑」のシーズンです( ;・`д・´)
奈良県南部の標高が高いところはまだ山桜が咲いています。そして「色とりどりの新緑が・・・」
山の木々は種別で同じ新芽といってもそれぞれ色が違います(・∀・)b
それに山藤が巻き付いて花を満開に咲かせていました。
ここらの藤はいわゆる「藤色」ではないんです。紫には間違いないですが・・・強いて言うなら「ラベンダー」ですよ(・∀・) 水色っぽい淡い色なんです。
それが至る所に咲き乱れるさまは、いっぺん皆さんにも見てほしい景色なんですヽ(´ー`)ノ
そんな景色を堪能しながら父ちゃん号は山を登ります。
まだ早い時間ですし、暗くなるのも遅いです。「まだだれも来てないやろうな・・・」そう思って現場についたら・・・・
いっぱいいますよ・・(笑)
おりおん提督、みっさん、にどすけ君、おや?あの機材は笑顔の写真家吉田さんじゃないですか・・・
まだまだ明るく、みんな機材や写真ネタで話が盛り上がります。
ぼくはBKP君をおんぶしていつでもOK状態でした。
吉田さんにお写真撮られたりもしましたよヽ(゚∀゚)ノ
前回ご紹介の写真ですが・・・
これ、目視ではきっちり組み上がってるんですよね。。。光軸も合わせてもらいましたヽ(´ー`)ノ
あとは実写でどういう結果が出るかなんですが・・・・
羽根厚1mm・隙間8mmのWです(^o^)ノ
工場長の加工精度・・・父ちゃんの組み立て精度・・どちらも問われる瞬間が近づいていました・・
そして迎えた薄暮・・・・
目の前東の空45度あたりに「キラリーン!」牛かい座1等星アークトゥルスがあります。
まずはピント・導入アライメントをそれで取って、おあつらえ向きなのでこいつで光条の出方を見ることに父ちゃんは決めたようです(・∀・)
ちなみにですがぼくをコントロールしているPCはとっても古い非力なネットブックです(´;ω;`)
なので液晶画面が「とっても見ずらい・・」これがのちの悲劇の要因・・・・
ピント確認かねて撮影したアークトゥルスは・・・・・
細く・鋭く・長い光条が出ていますヽ(´ー`)ノ
父ちゃん、これを見てほくそ笑みますよ・・・仲間のみんなにも見せてました(〃∀〃)
皆さんも
「すっげぇ~ヽ(´ー`)ノ」
って感動していたんですが・・・・
見えてなかったんですよね。。。淡いとこ・・・・(ノД;)ヽ(´Д`; )
帰宅後まず確認したのは、そのアークトゥルスだったわけです。それを簡易的に強調して観察するとですよ・・・・・
これですわ・・・・・゚・(ノД`)・゚・
今までの3mm幅スパイダーで「四角く」なってた星は〇になりました。これは狙い通りですね・・・
でも、左右上下どちらも長さが違う・・・しかも長いほうは先が「割れてる」。。。。(´;ω;`)
これには父ちゃん(´・ω・`)ガッカリ・・・・・
さっそく色々原因を考え、知り合いにも聞いてみます。
まず長さの違いですがこれはどれか1枚の羽根が平行を保てずやや傾いているのではないか?
そいつが虚像として反対側と重なってるわけで、光条が割れる・・・・(-_-)b
しかし、本来角柱ともいえるパーツ・・・ネジ止めした時点で平行は保てているのでは?
これは一度製作者の工場長に聞いてみましょう・・・
「あ~もしもし・・・」
「こたさん、テストどうやった?」
「かくかくしかじか・・・・」
「一筋縄ではいかんなああ・・・・」
「あれ1cm角材を現物合わせで8mmに削ってあるんよね・・」
「だから、コンマ数ミリ誤差があるかもね。」
「次回はマンマ8mmの角材から作ってみるわ・・・Ver2ね(・∀・)」
「じゃ。そういうことで・・・」
「ぷーぷーぷー」
ああ・・・・今回は父ちゃんがぷーぷーぷー・・・されましたよ・・・(笑)
製品として出来上がっている部材面をそのまま使えば、羽根の平行の取り付け精度は上がります。そうなれば後は筒に組み込むときの問題だけです。
ちなみに、ピント合わせ時、このスパイダーはピンボケ画像だと星を囲むように「井桁」に見えていました(笑) これを寸分たがわず重ねるのですから、そりゃもう・・・まだ1枚羽根のほうが楽ですよ(´;ω;`) まあ1枚だと割れるんですがね・・・・( ;´д`)トホホ…
梅雨時期の宿題というか、やることがあれば余計な散財はしなくてすむでしょう・・(笑)
そして・・・この日の作例ですが結論は3対象撮影しました。
ただ、それがスパイダーのせいなのか、それとも組み込み時に行った各種の調整をミスったのか・・・はたまた、黄砂の影響か・・・・
「なんか変・・・(-_-)」
なんです・・・・
特に星が主題になるような対象は、父ちゃんですらいったん「画像をそっと閉じる」くらい手の施しようがなく・・・・唯一処理が終わった画像を今回お見せしますね(・∀・)
まあ、これも微光星の様子が変だといえば変なんですが・・・・
それではご覧くだちゃい(・∀・)b
「構図が変だよ・・・M17オメガ星雲・・(-_-)」
2021-5-10
Skywatcher BKP130OTAW(改)+HEUIBⅡ+自作補正レンズ
VIXEN GP2赤道儀(こたチューン)
CanonEOS kissX7(レス改)
ISO1600 3分×31枚
奈良県 五條市 大塔
めったに撮らない「夏の定番のひとつ」M17ですね・・・
前回45EDで5分でもそこそこ枚数があればイケたんで、今回はBKPで3分・・・・
せっかく短い露光時間かけるなら、普段の5分で「ぶっ飛んでしまう」対象を撮りましょうヽ(´ー`)ノってことで、中心が飛び気味なM17を撮影したんです。(M16は父ちゃん嫌い・・・(笑))
目論見通り、中心が飛ぶこともなく写ったは写ったんですがね・・・・構図失敗ですね・・下にNGCの散開星団があって、すぐ下に濃い天の川の一部があって、全部いれたら、画面の真ん中あたりに暗いとこが・・・(笑) こういう構図は「間抜け」っていってあんまりよくないですね(-_-)b
おまけに星の様子がね・・・なんかね・・・・違うんだよな・・・・(-_-)
今回の良かったことは
「星が四角くならない(・∀・)b」
この一個だけでしたとさ・・・・( ;´д`)トホホ…
さて、後の2作を父ちゃんはどうするんでしょうね・・・
意地でも仕上げにいくのか・・・それともなかったことにするのか・・・・(笑)
この一週間で2台の赤道儀の調整を頼まれたから、そっちの機材ネタに無理やり振るのか・・・(笑)
乞うご期待デスヽ(´ー`)ノ
あ~いヽ(´ー`)ノ
みなさんどうもこんにちは!
こたろうですm(__)m
今日は私がメインで愛用している筒「BKP130OTAW」の改造(決して「改良」とは言わない)が一応の終了をみましたので、まとめとして記事を書きたいと思いますヽ(´ー`)ノ
もう数年前・・・まだ迷人会も無く私は「星見KING氏」と二人「どうしたら天体写真というのが撮れるのだ・・・」って状態のころです。
当時45EDしか写真用の筒は無く「もっと大きく対象を撮りたい(・∀・)」って事で毎日望遠鏡の情報を集めていました。最初はビクセンやSkywatcherの小型カセグレンやマクストフ系の高倍率を探していたんですが、ある時ヤフオクで当時まだ発売間もない「BKP130OTAW」が14000円で出ているのを見つかました。
口径130mmF5の純ニュートンヽ(´ー`)ノ
愛機GP君に乗るのか?私に使えるのか?不安はあったものの迷う暇もなく「ポチ!」っとしたのです。
そして、私の手元にやってきたその「哀れな筒」はその後、みなさんがご存知の通り「改造手術」を繰り返され今に至っているわけです。。。。(ノД;)ヽ(´Д`; )
ほぼ純正パーツやメーカー製の部品で組み立てられている45EDとは違い、BKPの改造には、ヤスリ・ドリル・金ノコ・段ボールに100均商品などのDIYが必要です(笑)
そして彼は文字通り「切り刻まれていった・・・」わけですつД`)
そして2021年春(・∀・)b
ついに私は最後の不満点を改良すべく、迷人会工房の工場長に電話しますよ・・・
「あ~もしもし!」
「はいはい・・・こんどはなんですか?」
「かくかくしかじか・・で、こんなの作って( ;^ω^)ちょwwww」
「いや~・・それは・・・(-_-)」
「じゃ!」
「ぷーぷーぷー・・・」
らくがきのような寸法表と一緒に発注したのは
「BKP130用Wスパイダーヽ(´ー`)ノ」
ご存知通りBKPの「極薄スパイダー」はほとんど光軸調整時に「ねじってしまってる!」事が多いですつД`)
反射望遠鏡特有のスパイダーによる光条ですが、スパイダーの形状や状態により大きく変化します。
幅が広ければある一定の星の周りが「四角く」なります。また厚みが一定で角の形状がシャープに切り立っていないと「鋭い光条」は期待できません。
極薄スパイダーがねじれを起こしていたり、左右・上下で直線を保っていなければ「光条は割れ」ます(´;ω;`)b
そうした現象を防ぐため「スパイダーマスク」でゆがんだり、ひねってしまったスパイダーを隠すわけです。
かく言う私も、自作からはじまり、納得がいかず友人の「さすらいさん♡」からデーターをもらって2mm厚のアクリル板から「レーザーカッター」で幅3mmのマスクを作成。一応の解決は見てたんですが・・・幅3mmってのはイプ130と同じです。あれも「四角い星」現象が出るわけですが・・
そうなったら、もっと鋭く・シャープな光条をBKPで出したくなるのは「親心」ってもんです(笑)
今回のW仕様にはそういう長年の思いもあったんですよ・・
ただ、本当に期待していたのはそれではなくて、
1 光軸調整でどんなに「押ネジ」を触ってもびくともしない(ねじれたりしない!)
2 細くシャープな光条!
3 星が四角くならない・なりにくい。
この順での効果を期待しての事でした。
その間も工場長とのやり取りは続きます・・・
「こたさん・・これ細かすぎるよ・・・つД`)」
「がんばれ!」
「ネジだけで32本・・・」
「がんばれ!」
「タップ立てるのに肉厚が・・・」
「平行を保つ精度が・・・」
「そもそも、そんな短いネジの規格自体が・・・」
「調整代が無さ過ぎて・・・」
「とにかく、がんばれ!」⇦ここ鬼です(笑)
「じゃ!」
「ぷーぷーぷー・・・」
そもそもBKP130は、主鏡130mm。斜鏡短径45mm。しかも筒の内径がかなり狭いので・・・
「中央台座は45mm円に納め、筒内径側パーツは10mm以内に納める・・・」
ってのは結構細かく、8mm角高さ20mmの角柱にネジ穴5か所って事になるんです。
中央台座は「押ネジ3本・引きネジ用テーパー形状穴・裏面スプリング用座繰り穴・スパイダー取付用ネジ穴16か所・・・(-_-)」
で、数か月ののち・・・工場長から送られてきました・・・ヽ(´ー`)ノ
中央台座は裏を向いていますが・・・(塗装風景です!)
これに四隅のパーツが四個・・・構造上ノーマルではスパイダーからボルトが出ていて、筒側から専用のナットで固定するのですがそれが出来ないため、筒側からボルトで固定・・・形状を純正にあわせてこのネジもすべて「ワンオフ品」ですヽ(´ー`)ノ
脱脂後・ミッチャクロン2回・本塗装2回です・・・(・∀・)b
羽根の塗装の様子!一部に切り欠きが見えるでしょ!これが外側の筒先方向です。
なぜかというと「トップリングが嵌るための逃がし加工」です。
こういうところは現物合わせでないとわからないんですよね・・・(´;ω;`)
塗装が乾いたら専用の「組み立て用テンプレート」にのせて慎重に水平垂直平行を出しながらネジ止めで組み立てていきますよヽ(゚∀゚)ノ
これが結構邪魔くさい・・・何度もやり直し・・・きれいに塗った塗装が一部落ちて「タッチペン」で修正です・・・。゚(゚´Д`゚)゚。
ピント合ってませんが・・・塗装後の中央台座です・・鬼ほどネジ穴があるですよ・・(笑)
でもこの部品は直径45mmの円内に収まる大きさです。。。
さて、ここまでくれば後は組み付けなんですが。。。せっかくばらしたので「ドロチューブの調整」もやっておきます。
BKPはよくできていて、接眼体が2分割できます。そのパーツでドロチューブのスケアリング調整ができるようになっていますヽ(´ー`)ノ
ただ、位置はおかしいです(笑)ピントノブを台座毎撤去しないと、押引きネジにはアクセスできません。ですのでこの調整は「ドロチューブを手で押し付けながら」って、ややハードルの高い調整になります。私のBKPはドロチューブの正反対側にセンターの目印穴が開いていますから、まだターゲットはつかみやすいですが(・∀・)b
今回久しぶりにやってみて、引きネジが妙に短く、皿頭の六角レンチって不安でしたので、ここのボルトも打ち直しましたヽ(´ー`)ノ
位置により全部ネジ穴の深さが違うため、ナットで調整しています。さすがにこれまで個々にネジを切って作る気力が・・・・・(ノД;)ヽ(´Д`; )
ということで、スパイダーを組付け、センター出しヽ(´ー`)ノ
最後は光軸を合わせて完了です。
目に見えない精度や誤差は「実写」で確かめるしかありませんが、出来ることは今はここまで!!
ということで、迷人会こたろう魔改造仕様・・・
「BKP130OTAW(コンプリート仕様プロトタイプ)爆誕ヽ(´ー`)ノ」
デス!!
では、仕様を箇条書きにしていきます(・∀・)b
主鏡セル迷光防止蓋(プラ製)
主鏡セル迷光防止目張り(パーマセルテープ)
主鏡マスク(硬質発砲塩ビ)
主鏡乾燥空気吐出ニップル(ニードル付き)
筒内迷光防止挿入型バッフル(紙製18枚)
斜鏡乾燥空気吐出ニップル(ニードル付き)
斜鏡セルセンターネジボルト化
斜鏡調整用押ネジクランピングボルト化
斜鏡セル回転用ワッシャー(30mmt1自作品)
専用Wスパイダー(迷人会工房ワンオフ品)
ドロチューブセンター出し用ホール
ドロチューブ切断&塗装
2インチ保持ネジ3点止め加工
接眼スケアリング調整押ネジ打ち直し
自作フラットナーレデューサー(クローズアップNo4)
無段精密2インチ挿入バレル(アイピース延長筒仕様)
アリガタ交換延長(コスモ工房製)
トップブリッジ(自作)
トップブリッジ用キャリングハンドル(自作)
乾燥空気一括デリバリー用コック2か所及び配管(6mm黒シリコン)
配線固定用フック(各所)
専用段ボールフード(自作品)
段ボールフード用フラット画像取得用拡散板(刺繍枠自作品)
上記拡散板用フラット光源(LEDトレース板+LEENDフィルター)
現状使用条件
APS-Cまで(それ以上はMPCC以上のコマコレ等が必要です。)
カメラ重量500gまで(6D・810A等イオス二桁などのカメラ冷却等接眼部やクレイフォード不安)
特に接眼部の弱さが気になるんですけど、私はEOS kissx7なので何とか大丈夫です。
フルサイズ用のコマコレですが、純正またはそれに準じる構造のものはNGです。ゴーストが出ます。上記の通りMPCCmarkⅢやそれ以上と思われるものの使用をお勧めします(・∀・) (それでも出ることは多々ありますが・・・( *`Д')凸)
カメラが重量級の場合、その対応として接眼部の取り換え台座を考えてあります。
汎用の丈夫な接眼体をくっつけるアダプターです。これはまだ試作にまでも至っておりませんが・・(笑)
ひとまず私のBKPプロト0はこれでほぼ出来上がりのようですヽ(´ー`)ノ
(たぶん、また何か弄るんでしょうが・・・(笑))
注意 このような改造はメーカ保証は効かなくなります。また最悪は故障・破壊の原因にもなります。必ず自己責任で行ってください。
追記 前回の記事で調整したレーザーコリメーターですが、今回喜び勇んでさっそく使ってみたところ、少し狂っておりました・・・あの時はクルクル回しても大丈夫だったんですが・・・
内部に柔らかいパーツでもあるんですかね?謎は深まるばかりです・・・(笑)
それではみなさん! まったねぇ~ヽ(´ー`)ノ
Author:こたろう
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